2004年8月17日(火)曇りのち雨
飯豊山荘(5:35)〜梶川尾根登山口(5:39)〜湯沢峰(7:24)〜滝見場(7:56,8:08)〜五郎清水(8:40,9:05)〜梶川峰(9:58,10:18)〜
樽口峠よりの飯豊連峰
8月17日(火) 昨日、千葉より関越自動車道で新潟を経由して飯豊山荘に泊まる。途中、時間に余裕があったので樽口峠に寄った。天気がよくて飯豊連邦の全貌を見ることができた。 今回は相棒が病気のため登れないので息子と日帰りで梶川尾根から丸森尾根を計画した。飯豊が好きな相棒は温身平から吊橋までの散策にとどめることにした。 曇り空のなか飯豊山荘を出る。すぐの橋を渡ると右手が梶川尾根の取り付きで最初から急な登りが続く10分位すると汗が噴き出る。日帰りなので荷物はいつもより少ないが年に一度の山行なのできつい。少しづつ休憩をしながら登る。一時間位すると体が馴染んできた。急な登りから少しゆるやかなアップダウンになるとやがて湯沢峰に着く。時々、雨がぱらっと降る程度で曇っているが遠望はきく。飯豊本山も小さく確認することができる。 ここからは少し登りも緩くなりしばらくすると滝見場に着く。石転び沢がよく見える今年は雪渓にかなりの亀裂が入っているのがよくわかる。梅花皮小屋も小さく確認できる。 しばらく行くと急な登りになり五郎清水の標柱にでる。右方に少し降りると五郎清水の水場に出る。水も冷たくておいしい。アザミ、キオン、ハクサンボウフウ、ミヤマシシウド、ヤマアジサイ、ハクサントリカブトなどの花が水場の周辺に咲いていた。ここから小玉川部落が手に取るように見える。 休憩後、また石転び沢上部をみながら登る。門内小屋も見える。2人パーティが下ってきた。今日初めて登山者に会う。登りが続き体力的にも苦しくなるが傾斜も緩くなり梶川峰に着く。ここからは展望も利き見晴らしがよくなる。飯豊の主稜線、ダイグラ尾根などがよく見える。 ここからは尾根歩きですぐのケルンからはイワショウブ、アキノキリンソウ、タカネマツムシソウ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロウ、ゴゼンタチバナ、オヤマリンドウ、ミヤマリンドウなどの花が見られた。右側の地神山、丸森尾根、杁差岳、左側の北股岳を見ながら、なだらかな道を行くと扇の地紙が見える。下る2,3パーティと会う。やがて扇の地紙に着く。休んでいると雨が落ちてきた北股岳方面はガスって見えなくなってきた。写真を撮って雨具を着てすぐ地神山方面に向かう。 途中、雨のなかタテヤマウツボグサ、ヤマハハコ、ミヤマクルマバナ、トモエシオガマ、ハクサントリカブト、タカネツリガネニンジン、ウメバチソウ、ミヤマコゴメグサ、ミヤマリンドウなどの花を撮りながら地神北峰を通過して丸森尾根を下る。山の天気はあっと言う間に変わりかなり激しく雨が降ってきた。丸森尾根は激しい雨のなかひたすら下るだけだった。 息子も子供の頃2,3回一緒に登ったことがあるだけだったが雨の下りで滑りながら無事下山した。 飯豊山荘の風呂に入ってから車で今日泊まる梅花皮荘に向かった。 |
湯沢峰より飯豊本山方面 滝見場より石転び沢 滝見場より石転び沢(ズーム) |
五郎清水 | 五郎清水〜梶川峰の途中から石転び沢上部 |
梶川峰より飯豊本山、ダイグラ尾根方面 | 梶川峰より飯豊本山方面 |
梶川峰より北股岳方面 | 梶川峰より扇ノ地紙方面 |
扇ノ地紙より地神山 | 扇ノ地紙より北股岳、飯豊本山方面 |
扇ノ地紙より飯豊本山 | 扇ノ地紙より梶川尾根 |
地神山頂 |