【権現岳2007】
編笠山、権現岳の花2007

2007年8月22日(水)

 8月22日(水)曇一時雨
  観音平登山口(7:45)〜(8:34)雲海(8:45)〜(9:10)押手川(9:20)〜(10:40)編笠山(10:50)〜(11:15)青年小屋(11:45)〜(13:15)権現岳(13:45)〜(14:35)青年小屋
  青年小屋(14:50)〜(15:45)押手川(16:03)〜(16:30)雲海(16:37)〜(17:07)観音平登山口


8月22日(水)

 今年は帰省しなかったので毎年の飯豊山はやめて比較的近くて日帰り可能な八ヶ岳の権現岳に登ることにした。八ヶ岳は冬季の大同心、小同心を登って以来30数年経っていると思う。山登りを始めたのも八ヶ岳だったので懐かしい山域だ。
 早朝、千葉市の家を出て小淵沢インター経て観音平の駐車場に着く。道路が空いていたので約3時間位で着いた。駐車場も空いていた。あいにく曇っていて山々は見えない。
 グリーンロッジで水を入れ出発する。直ぐ樹林の下が笹で覆われた散歩シを歩く。整備されたシをしばらく登ると雲海、そして押手川に着く。今までより少し急な所を登ると編笠山の頂上に着く。ここまでに咲いてた花は、ママコナ、ヤマハハコ、アザミ、ツリガネニンジン、キオン、ハギ、ヤマオダマキ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、シナノオトギリ、タカネニガナなどが見られた。残念ながら山頂からは曇っていて遠望はきかない。また、今日は寒いので直ぐ青年小屋へ向かう。ゴロゴロした大きな岩のシを降りると青年小屋に着く。小屋の周辺には、オヤマリンドウ、トウヤクリンドウ、アザミ、ミヤマアキノキリンソウ、ヤナギランなどの花がみられた。その中でオヤマリンドウとトウヤクリンドウの花が目立った。
 これから登る権現岳方面は厚い雲に覆われ雨が降りそうであったが、登る事にした。ヨツバシオガマが咲く樹林帯をいく。トリカブトが咲く所を過ぎ、やがて森林限界を越えると岩の間からコバノコゴメグサ、イブキジャコウソウ、イワオウギ、ミネウスユキソウ、イワベンケイ、タカネナデシコ、ミヤマオトコヨモギ、ヒメシャジンなどがかなり咲いていた。鎖垂フ岩場あたりから雨がかなり降ってきた。雨具を着るタイミングが遅かったので濡れてしまった。権現小屋に着く。小屋にはお客さんはいなく若い小屋番から熱いお茶をいただきながら雨宿りをした。雨も止んできたので権現岳頂上に行ったが何も見えず、頂上の写真を撮って引き返す。岩場の終わり頃に女性二人とスライドする。天気が悪いのでキレット小屋から権現小屋に泊まりを変更するらしい。雨は降っていないが相変わらずの曇り空で遠望はきかない。青年小屋を経て巻きシを通って押手川、雲海、観音平と下山した。
 シの駅スパティオ小淵沢 延命の湯で汗を流し帰路に着いた。


観音平駐車場の案内板




観音平駐車場1560m 観音平駐車場よりすぐの笹で覆われた樹林 雲海
雲海よりすぐの樹林 押手川 押手川よりすぐの展望
編笠山山頂 青年小屋
ギボシ付近のトリカブト 権現岳山頂 雨の権現小屋
青年小屋、編笠山 青年小屋近くより西岳方面 青年小屋近くより


編笠山、権現岳の花2007